2009年10月11日日曜日

孕(はらみ)隧道






孕(はらみ)隧道。

竣工がよくわからないのですが、この孕地区の海沿いの道ができたのが大正11年なので、その頃の竣工ではないかとされています。

当時は素彫り、後にコンクリ吹き付けがなされましたが、いびつな形といい当時を偲ばれます。手作り感全開なのがいいですね。

少年時代、私はこの隧道を自転車で通りました。自転車で桂浜に行き、自転車OKだった浦戸大橋を渡り、長浜方面から自宅に帰る。連れがいたと思うのだけど覚えていません。それほどの大昔でありますからもちろん本人には大冒険で、当然こんな地味なトンネルには見向きもしなかったようです。

海辺でガードレールもないんですが、3m近い高知ならではの巨大な防波堤がすっぽり被っているので心配はありません。しかし見通しは悪くなっています。この見通しの悪さがさらに印象を悪くしています。おそらく、もう少し高知県側のセメント会社プラント側道の方が旅人には印象的でしょう。

今は釣り人おやじが竿をずらずら並べるだけの静かな世界に、この隧道は今もひっそりと生きています。

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