2009年5月26日火曜日

ハイジ略史 楓物語

すげー。
楓物語(大正時代に書かれた、ハイジのYet Anotherな訳本です)を、わざわざ国会図書館で見てきたんだと!やるなぁ。

ハイジ略史 楓物語

以下は上ページの引用。非常に面白い記事なので、ぜひ上のリンクを見てみてください!


私が楓の存在を知ったのは、他愛もないですが3年前の国会図書館の検索です。
 スピリ原作で古くてわけのわからない本があったので、ものはためしでノコノコ霞ヶ関へ出かけていって、閲覧請求出しましたら監視付の特別室につれていかれ、「ここで見なさい」と表紙のとれたボロボロの本を渡されました。
 これでは番組に使えません。(トレビアなんて番組なかったけど)
 中をみて、「へぇ〜へぇ〜、こりゃハイジだ!」とびっくり。
 次に面白くてニコニコとしてしまいました。


このページに一部載っているのですが、めっちゃ原文読みたいです。
神保町で探しても出てこないかなぁ……。

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追記。
上記ページに、一般的な訳と楓物語での同じシーンの描写があります。
ちょっと面白いと思ったので、ズイヨー製作のアニメ版ハイジの同じシーンをDVDで見て、聞き取りしてみました。

[野上訳を少しいじったもの] 上記ページの抜粋を少しいじったもの。
書き方自体は大正時代なので古いが、ほとんど今でもそのまま通じる傑作。これはどこかで読めるかな

「着物の包みを持つておいでよ。」
「わたし、あんな着物なんかもういらないのよ。」
「この子はなかなか利口だ。」「なんだつて、もう着物がいらないのだ?」
「だつて、わたし、細い、軽い足をした山羊たちと一緒にとびまわりたいんですもの」
「ぢや、好きならそうしていい。でも荷物だけは持つておいで、戸棚へしまわなくちやならない」


[ズイヨー版ハイジ]

映像があるぶん簡略化されていますが、野上訳にかなり近いです。

「お前は、あれ(着物のこと)を持ってきなさい」
「もういらないの」
「ん?……変わった子だな、お前は。どうしていらないんだ?」
「あたし、ヤギのように駆け回りたいの」
(メエ、メエ~と、本当に四つん這いで駆け回ってみる)
「うん、だが着物は持ってきなさい」

[楓物語] 上記ページの抜粋です。
わざと、当時のくだけた文体を使っているのがわかります。
また、ふりがなをしつこいほど多用していて、ひらがなが読めれば全部読めそうです。

『その(つゝみ)()つて御出(おい)で』(中略)
『モー()らないんだよ』(中略)
利口相(りこうそう)だがな。(中略)何故(なぜ)()らないのさ』(中略)
『山羊と一緒(いつしよ)()()いんだもの』
御驅(おか)けな、だつて着物は持つて御出(おい)で! 戸棚(とだな)に入れとくんだから。』

アニメがここまで原作に沿っている事に少し驚きました。もちろん、もみの木やキリスト教の描写などは、そうはいかないのはわかるけど。それにしても一語一句違わないとは。
面白いですねえ ^^

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