2009年3月2日月曜日

他面からみるブランドイメージ

商品やメーカーにはブランドイメージというものがあり、それは受け取り手ひとりひとり、あるいは立場で違ってくる。

たとえばヤマハ。オートバイ好きとしての私がヤマハというと「見た目優先」だろう。きちんとデザインされたオートバイも多々あるが、どう見ても誰かの暴走の果てとしか思えないものもある。いろんな意味で「平衡がとれてない」のがヤマハ発動機のイメージだ。
しかし、おなじヤマハでも楽器メーカーとして見ると評価はがらりと変わる。楽器産業としてのヤマハはオートバイメーカーにおけるホンダのようなものだからだ。良くも悪くも優等生で、時おり野心的なものも放つというところか。個性が弱いので揶揄される事もままあるが、くせがないのが癖とでもいうか。とてもニュートラルで演奏しやすいギターも多いが、反面とんでもないフェイクな楽器はヤマハからは現れない。
同じメーカーなのに別サイドから見るだけでこれほどもイメージが違う。これこそ、多数の立場からものを見るおもしろさである。

そんなわたしがPCブランドをイメージすると、こんな感じになろうか。

IBM: 堅牢。重厚長大。老舗。
HP: RPN電卓屋さんのPC。昔のダサかっこいいの好きだったなぁ。
DELL: そこそこ安い、そこそこ速い、そこそこ便利。お金かけてもサポートつけるべし。
ASUStek: 完成品はわからないが、マザーボードには絶対の信頼を持っている。
NEC: PC-9801。遅い古い高いダサイの四重苦。おとっつぁんのPC。おつきあいで買う田舎のPC。
Mac: ちょっとズレてる感があるがクール。お金をデザインで隠す二枚舌に納得できるなら面白そう。
富士通: いまいちだが、いないと寂しい。
中華系: 怪しいが面白そうだ

Acerと韓国系は情報がなさすぎてイメージが湧かない。

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