2009年3月3日火曜日

あなたの知らない世界

中央線の駅が美形男子に “鉄分”入り乙女向けWeb漫画「ミラクル☆トレイン」 - ITmedia News

これ本当に人類かと叫びたくなるような「ありえないイケメンたち」が、ちんちくりんだったりソコソコだったりする主人公(女)をみんなして取り合う。あるいは作中に出てくるそれらイケメンたちはすべてホモで、特定の少年を巡って恋のさやあてをしている──。
これらは別におかしなものではない。ごくごく普通に、そこらに無数にありふれている「乙女漫画」の姿でありステレオタイプである。
そう、よく叩かれる男性むけの美少女もののそっくりそのまま男女反対なのだが、実はこちらの方がはるかに長い歴史を持っている。私も子供の頃、姉が持っていた「摩利と慎吾」などを読んだものだ。だから大人になってからヲタむけ乙女むけを見た時も「こういうのはいつの時代もあるんだなぁ」と思っただけだった。

ヲタ男の描く美少女・美女が異様なのと同様、腐女子の描く美少年、美男もやはり異様である。いやむしろ腐の方がある意味強烈だ。
これはあくまで推測なのだけど、その裏には母性本能があるのかもしれない。
半ズボンの男の子キャラが女性に人気高いのはショタ好きってだけでは語れまい。「かわいいものが好き」というのは男にも女にもあるし、また異性の子供に対する想いや甘さも男女共通ではあるものの、おそらくはそれだけではない。

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