2009年4月13日月曜日

かわいいマスコットキャラの話

巷では萌えキャラの採用について賛否両論である。たぶん否の方も多い。

とはいえ「かわいらしいマスコットで飾って客引き」という発想そのものが間違いではないのは言うまでもない。むしろ問題は「萌えキャラで集まる人と、本当に供給元が求める人の層は合っているのか」という問題だろう。だからこそ、農産物の販促に萌えキャラ採用なんて話になると「食べ物を粗末にされるのではないか」という疑問が出てしまうのは無理もない。

だけど、この農産物の件で言うと普通にOKという気もする。
もとよりオタクというのは凝り性が多い。だから、本当に無駄にしてしまう者もいるかもしれないが、たとえば5kgだの10kgだのという量で届いたお米をただ放置するとは思えない。むしろ普通に自炊で中身は使ってしまうかもしれないし、「どう料理すればいいのか」と自力で調べ上げて炊きあげ、おいしく食べる者もいるかもしれない。実際ネット上のサイトには、萌えキャラのお米を買っちゃって、そのために炊飯器から一式そろえて「はじめて自分でごはん作った。旨い~。いいじゃん自炊 :D」という喜びの声も見られたのだから。
まぁ、男料理の典型で凝り性に走る光景が目に見えるようだけど、そういう人は「国産素材にこだわる」なんて層に移行する可能性もある。いろいろと良い方向に進むのではないかな。

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