2009年2月11日水曜日

日本のアニメが海外で受けてない、という報道

元々日本と海外では好まれるジャンルが違う。

(実は)オタク向けはわりと世界共通なんだがリピーターが多いとはいえ絶対数が少ないわけで、結局ドラゴンボールみたいなやつが世界中で売れる日本アニメの筆頭なわけだ。よくマスコミが騒いで叩く萌えオタ系とかは基本的にサブカルなので全体数は少ないんだ。

ところがだ。21世紀になってから主力の子供むけタイプのヒットが一切ない。十年前、ドイツでガキのリュックを見ると男の子はドラゴンボールで女の子はセーラームーンが圧倒的だったというけど、世代交代しちまってるから当然今の子供のトレンドは違うはず。
が、何を見る?最近はヒット作が全然ないのだよ。

元々日本の漫画やアニメは庶民文化生まれだ。戯画とか瓦版の世界から進歩してきたものであってクニの息なんぞ全くかかってないし、また高尚なものでもない。海の向こうの誰かの事情とかも知ったことではない。

だけど今、子供がアニメを見なくなっている。
いやそれどころか、若い世代は驚くほどTVを見ていない。前の会社でTVを持ってない私を皆は変人だの何だのと笑いものにしたけど、それは実際に外部と交流を持ってないから笑えたのだろう。
本当に今時の若者、TV見ないぞ。

私がTVを見なくなった最大の理由は単純明快で「つまらん、くだらん、時間の無駄」だったからだ。
確かに一部のニュースは映像情報があって有難いが、玉石混交にも限度があるだろう。正直いって時間がもったいない。
彼らがどういう観点で判断しているのかは知らないけど、やはり「ダメとは言わないが、そんなものに使ってる時間がもったいない」のではないかな。

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