2009年6月24日水曜日

ASCII.jp:20代男性のネット利用時間、ついにテレビを上回る──博報堂調査

ASCII.jp:20代男性のネット利用時間、ついにテレビを上回る──博報堂調査

ちなみに私の例で言うと、一週間にTVを見ている時間は0分、つまりゼロである。
そもそもうちにはテレビがない。四月末に交換した携帯電話にはワンセグがついているらしいのだが、うちでは見る事ができないし、わざわざ対策してまで見ようとも想わない。
私の自宅は十年近く前からその状態である。唯一見ていたのが「ウルトラマンメビウス」や「魔法少女リリカルなのは」なのであるが、同じ時期に複数の番組を見ていた事などないから、見ていた時期ですら週に28分くらいだろう。
ちなみにこの頃どうやって見ていたかというと、PCにキャプチャーカードを差し込んでいたのだけど、今はこのカードも壊れているし入力に使っていたVHSビデオデッキも引っ越しの時に捨ててしまった。見る方法すらも既に亡いというわけだ。

問い: 「じゃあ、どうやって涼宮ハルヒ見てるんだ?なくなったら困るんじゃないのか?」

結論から言うと困らない。
確かに、私はYoutubeの角川チャンネルでハルヒを見ている。だけど基本的に私は原作ファンであり、アニメを見るのは余興にすぎないのだ。悪いけど「地デジTV買えば見られるよ」と言われても、あっそうで終わりだと思う。
(だけど角川チャンネルには意味があると思う。あれがもしなかったら、私はもう、一向に続編が出ないハルヒの存在自体を忘れてしまっていただろうから)

基本的にTVは娯楽コンテンツしかない。
非常時の伝達メディアとしてのTVは、(*)地デジ化により即応性が後退した時点で既に終了している。ニュースも大本営発表みたいなのしかないし、バラエティは見ただけでイラッとくるような番組しか知らない。捜せばいい番組もあるのかもしれないけど、ヘドロの砂浜でひとつぶの砂金を捜す手間をかける気はない。
人生は思ったほど長くない。
私は、人生とはいかに有意義に無駄遣いするかだと思っているのだけど、
その楽しい無駄遣いの対象としてTVは最悪の媒体と考えている。
「それでも、置いておけばいざという時に見られるじゃん」と言った人もいたけど、
見もしない受信料を無駄払いする金があったら良書のひとつも買うわい。
(実際、そうしているわけだし)

もちろん価値観は人それぞれだ。TV見るのが楽しいという人は買えばいい。私だって田舎の母が欲しいと言えば、今までそうであったようにTV代を惜しむ気はない。
だけど、自分の住まいにそんなものはいらない。

(*:アナログ放送でやらない余計なコンテンツフィルタなどを入れたせいで、緊急放送に使えなくなってしまっている。たまにマスコミでとりあげるが、本来デジタル化とは全く関係ない欠陥による遅延にも関わらず、これに対応しようという姿勢が全く見られない。
 これはつまり、TVを緊急放送用として使うつもりはもうない、という事なんだと思われる)

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