IT管理者の6割は「Windows 7に移行する計画なし」 - ニュース:ITpro
毎度まいど繰り替えされる与太記事。本当にごくろうさまです。
ていうか普通「新しいOS出るから」でシステム入れ替えないよねえ。だって実績も何もないんだもの。
そういうのは、ある程度の実績がきてから考慮するものではないのかな。
特にMicrosoft Windowsのような閉鎖型アーキテクチャの場合、信頼性を確認するには外から袋を叩いてみるしかない。蓋をあけて猫の生死を確認する事は「犯罪」なんだから、誰かに信用させて地雷を踏ませ、それを踏み台にするしかない。
当たり前だけど「Vistaベースなのでそのままスコーンと逝けます」なんてMicrosoft社とそのスポークスマンたちの発言はあくまで「大本営発表」なので、もちろん信用してはいけない。嘘と本当を上手に織り交ぜているはずだから三割くらいは信じられるのかもしれないけど、実運用でギャンブルをするわけにはいかないのだから。
まぁもっとも、私個人はWindowsをサーバにはしないので、その懸念はまさに杞憂でしかないが。
2 件のコメント:
私は、MAC以外何でもサーバーにするけれども(笑)、それは、Windowsを信頼しているからではない。
単純に、どのようなOSであれサーバーはある程度のスパンで必ず止めなければならない。
WindowsとUNIXの差は、サービスと言う点から見ると、このスパンの差に過ぎない。
Windowsは最大月1(セキュリティパッチがあるし)で、数ヶ月は放っておいても安定して動く程度の実績はある。
UNIXの場合、半年1年停止しなくても誰も驚かないが、そのくらいのスパンだとHDDがやられるかも知れないし、CPUが飛ぶかも知れない。
ハードを視野に入れた安定性問題を考えた場合、3年くらいを目処に、それ以上安定して動いている必要は別にないと思う。部品の保証期限もそんなもんだから。
どのOSを使おうと、それ以上の安定性は特に俎上に載せなくて良いと思う。
Windowsが安定して動いているスパンは長くても半年くらいだと思うが、どうせあれは止める事を前提にしているから(笑)、そこまでは導入時に誰も求めないし、サービス停止期間を作りたくなければ、単体のサーバーではなくクラスタを使えばいい。
逆にWindowsサーバーを使うメリットといえば、・・・あえて言えば、MS系のアプリ(OfficeとかSharePointとか)との親和性の高さと、周辺アプリを使いたいという以外の理由は何もない。
「性能」(速度と安定性)じゃなくて、アプリのプラットフォームとしての「機能」と、管理者に対する取っ付きのよさが求められた結果、存在するという事に過ぎない。
という前提で言っても、Windowsサーバーはバージョンアップしたくない(笑)。
未だに2003サーバーが使われてる理由は、管理者が皆、MSの言う事など信用できないと知り抜いてるから(笑)。
誰が、SP2まで信用できないようなOSを出し、毎月セキュリティパッチを当てる会社の広報をそのまま信じられようか。
これまで何度、上位互換だと言って泣かされてきた事か。
そもそもVistaに訳の分からないセキュリティ機能を満載してくれたおかげで、動かなくなったアプリがどのくらいあると思ってるのか(笑)。
いやいや
信頼というか信用というか、そういうのは決して「優れているから」でなく、そういう欠点も含めて「これになら対応できる」という事じゃないですか。
UNIXにだって「へたれハードに弱い」という重大な欠点がある。Windowsなら何とか使えちゃう場合でもUNIXはダメというのはこの場合。
FreeBSDなんて「安定指向」なんて言われるけど、少なくとも十数年前の時点ではこの部分は違ったと思う。何しろ、ユーザプログラムがサウンドカードの初期化手順を間違えただけでカーネルごと死んでいたのだから。
「そんな叩き方をするハードウェアが悪い」確かにごもっとも。だけどさ、たとえ理屈がどうあろうとあの時FreeBSDは死んでLinuxは生き残った。
今はきっと対応されているだろうと思うんだけどさ、あの時点で「どれだけ性能いいか知らないがBSDはナシだな」と思った。
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