2009年5月14日木曜日

「なぜ経済の豊かな日本で子どもが減るのか?」 少子高齢化世界ワースト1位の日本に海外から強い関心

「なぜ経済の豊かな日本で子どもが減るのか?」 少子高齢化世界ワースト1位の日本に海外から強い関心

1. お金がないから。
2. もともと恋愛下手な国民性なのに、恋愛至上主義を煽りまくって、お見合いの風習を絶滅に追い込んだから。
3. 国が、子供減らし政策を続けているから

こんなところですかね。

はっきりいって、これだけ子供のいない事を以前から問題視しているわりには育児助成が異常に少ないです。自治体レベルの小さなものと奨学金制度くらいでしょう。
ちなみに、海外で子供不足を嘆いているような国では産婦人科はすべて無料、学費は大卒まで無料なんて国もあります。それも先進国がどうとかではなくて、人口減少を問題にしている国では、少なからずやっている事。
これはさすがに無理かもしれない。
だけど、よい人材の育成は国家の繁栄の急務のはずだ。金かけて損はない。
確かに地固めも大切です。まったくの無駄に見えるODAだって、もしかしたら意味のあるものも中にはあると思います。
だけど今は、よそにかまけている余裕なんてない。ケツに火がついててボウボウ燃えてるんですよ!わかってんのかな。

そもそも、「男女共同参賀」をぶちあげつつ、なおかつ出産や子育てについてのフォローをしていないって時点で「子供作るな、増やすな育てるな」と言っているのと同じ事です。

男も女も関係なく社会で活躍できる、これは確かに大切なことだ。
だけど、核家族時代と呼ばれてもう二十年じゃききませんよね。夫婦しかいない家で夫婦両方とも働いてたら、そりゃ家に誰もいないじゃん。誰が子育てするのよ。
主婦が駄目なら主夫でもいい。だが、最低どちらかが居なくちゃ駄目でしょうに。
そこらへんをずっぽり抜かしてて、どうしろと。
(リタイヤした祖父祖母に預けるという話は昔からあるけど、これは誰でもできる事ではない)
まずは「子育てするなら日本が1番」と世界中から羨ましがられるくらいに環境整備するべきなんじゃないの?

お見合いの話。
昔は、ある年代まで結婚しないと周囲が無理矢理でもくっつけたんですよね。それが昭和の終わりと共にぷっつりと無くなった感があります。
ちなみに「一定の年代に達すると」という感覚は日本独自のものではないようです。たとえば映画『ポセイドンアドベンチャー』なんかにもそういう世話好きのおばさんが登場しますし、周囲も奇異とも思っていません。世界共通かどうかはともかくわりと普通、あるいは当時は普通だったんでしょう。

価値観の多様化で「結婚したいと思わない層」が増えているという意見もあります。
が、これについては昔は周囲がくっつけてしまうケースも多く、2に関連すると思われます。
結婚しようとしない奴というのは昔からいたわけですから。芸事に一生を捧げちゃってるタイプとか。

うん。いろいろと問題がありますね。
とりあえず今やるべきは「子供増やしやすい」環境の整備、それから子孫繁栄を重視するプロパガンダを長期戦略で進めることでしょう。
あと、この政策はその性質上、日本人むけに進めるものですから国籍の確認が必要ですね。日本国内にいるからと外国の方に使われるのは困る。みみっちいこと言うなと言われそうですが、最終的にかなりの額の血税を投入する事になりますので。
悪用される危険が多々ありますので注意が必要でしょう。

2 件のコメント:

hachi dash さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
hachi dash さんのコメント...

追伸。

もうひとつの問題として「極端な女尊男卑社会に進みつつある」ことも原因のひとつにあげられると思われる。
男性が女性に打ち明け迫った場合、日本の場合、女は男をその場で性犯罪者に仕立てて社会的に抹殺することも可能。実際「お金目当て」や「うざいから潰そうと思った」みたいな理由で男性に痴漢冤罪などふっかけるケースが最近非常に増えている。笑えない話だが事実だ。
いかにその女性が好きでも、一生を棒にふる覚悟で告白できるかというとハードルは高かろう。別に結婚しなくても困りはしないし正直興味もない。ならばいいじゃんというわけだ。