iPhone電子ブックリーダーが「発禁」に:理由はインドの古典 | WIRED VISION
ようするに「ボクが気に入らないからだめだよ」。一社独占による弊害の象徴のような話だ。
しかし、iPhoneの扱いがよくわかる。つまりコンシューマゲーム機のノリに近いんだな。ジョブスの描いた「誰でも使えるウェラブルなコンピュータ」ではないということだ。
iPhoneを、いわゆる Knowledge navigator へのひとつのカタチと位置づけるなら、こういうバカな規制をする前に一言付け加えるべきだろう。つまり「遺憾だが、これを使うと性的コンテンツも閲覧できてしまう。子供たちをアダルトコンテンツから隔離できる技術が確立するまでは掲載させられない」という文面だ。
ついでに言うと、iPhoneアプリの承認に一貫性がなく「いいかげん」なのは以前から言われている事だ。これは「好意的に解釈すれば」柔軟に対応可という事なんだけど、現実にはジャイアニズム全開で「ボクの言う通りにするんなら、まぁ掲載させてやってもいいよ」となっている。今回のはそのいい例だろう。私もそうだ。社命で作れと言われない限りiPhoneものは作らないし、自分でもユーザーにはならないと思う。
自由を束縛されるのは我慢ならない。たとえ冷たい逆風でも、外の自由な風の中のほうがいい。
プラットホームとして魅力的な素材だけに、本当にもったいない話だ。
2009年5月26日火曜日
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