2010年6月27日日曜日

[ボイトレ] 強い発声の練習

安定化の一環なんだけど、ファルセットで現在出ている声をベースに「強く発声する」事をやる。

ええと現在でも、高い声なら強く発声できる。だが低い声はダメ。んで、ひとカラで力んでみたがこれは失敗。なぜかというと、デリケートなので声がガラリと変わったり喉が緊張して声自体が出なくなったりしたからだ。
ボイトレの本によると「力んでも確かに声は出るが、それは喉に無駄な緊張を強いて負担をかけている」そうだ。なるほど、それでは今までやってきた「リラックスして声を出す」と矛盾するのでダメなわけだ。

その昔「腹から声を出す」を学んだ人は多いと思う。
だが当たり前だが、声とは腹から出るわけではない。本当に出たらオカルトである。なのに腹式呼吸が言われるのは単純に肺活量をあげたり音を安定化するのに寄与するのだろうけど、声を実際に出しているのは声帯であって腹ではないし、おまけに腹にフルパワーをこめて喉まで緊張させちまったら今までの意味がなくなる。

だから、いかにして「リラックスして音を紡ぎだすか」が重要なのである。

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