腹の立つニュースだ。
保健所から犬逃がす、同一犯?元日にも…岐阜・高山 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞
この手の類を「良識ある第三者」と思ってはいけない。むしろ逮捕してがっちり処分しないといけない。
保健所送りになった犬。あるいは研究機関などの実験動物。そりゃかわいそうだ。そんなのは当たり前である。
だが「どうして保健所送りになったのか」を考えてそこから対応しないと意味がないし、そうした考えに及ばない馬鹿な自称動物好きには、何か事が起きた場合にきちんと責任をとらせるよう法整備を整えるべきだろう。
たとえば、とても飼いきれない猛犬が保健所に預けられる事もある。
こうした猛犬が他の市民を万が一殺してしまった場合、当然「逃がした者が無差別殺人を犯した」と考えて扱わなくてはならない。間違っても保健所の罪ではない。せいぜい、素人の侵入を許してしまった業務上過失どまりだろう。
また、たとえばインフルエンザに対抗する薬剤研究をしていたとしてその実験動物を勝手に放たれ、それによりインフルエンザが人為的に流行してしまった場合はどうするか?当然、放った人間にはテロ防止法違反の罪科を課すべきだ。
ペットは野生動物ではない。一度飼ったからにはその最後まで人間が責任を持たねばならない。
それには当然、「殺す」ことも含まれる。
「かわいそうだから放してあげる」「飼いきれない」と逃がしたたった一匹の猫が、その地域にしかいない貴重な動物群をあっさり死滅させる事もある。伝染病の媒介者となり何万という人間を殺す事もある。
それはペットのせいでなく、もちろん人間のせい。
そう、かわいそうだからと研究機関から盗み出した、あるいは保健所に侵入して解き放ったあなたの罪なのだ。
保健所や研究機関では当然、病気の動物を放ったりしないのだから。
わけのわからない理由で人様の土地に押し入り、勝手に動物たちを解き放ったあなたが、そのすべての責任と罪をひっかぶらなくてはならない。
あたりまえだね。
「かわいい」「かわいそう」だけで生き物を扱うな。
彼らはあんたらのオモチャではない、個を持つれっきとした生命なんだ。
それを決して忘れるな。
2009年1月28日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿