宇宙人っていると思いますか? 意外な5000人アンケート結果に! - ガジェット通信
よくあるネタだと思うが、私の場合は以下のようになる。
・どちらか断言せよと言われたら、そりゃあ「いる」だろう。
我々地球人が存在するという事は、たとえ奇跡のように確率が低かろうがある程度の確率で存在しうる事になる。むしろ話題にすべきは、我々の文明と交差するような時間と位置に彼らの文明があるかどうか、それだけだ。
・ではなぜ彼らは地球に知られていないのか。
個人的にはマップス系(知らないわけじゃないが、地球と地球人に利用価値がまったくないので相手にされてない)の価値観を持っている。
だが、それ以前に「そもそも知られていない」可能性も考える。
どちらにしろ、宇宙人側の視点を想像すればわかると思うのだが、現在の我々地球人では太陽系の近くにはるばるやってくるような連中に与えられるものをおそらく何も持っていない。商売するにしろ交流するにせよ、相手が欲しがる「モノ」にしろ「魅力」にしろ用意できなきゃ交流などおぼつくわけもなく、当然相手にされるわけもないと考える。
考えてほしい。
異星の異文明との交流は非常にリスクが大きいはずだ。それでも交流に踏み切るとすれば、それはそれなりに得られるものがあると判断したからに他ならない。
「知的好奇心」だけでそれが為されると思うのは少々能天気に過ぎると思う。
端的にいって、それは文化的軋轢だけとは限らない。現地人には何でもない風邪のような風土病で全人類が滅びる可能性だってある。ちょっとした誤解や勘違いが原因で相手をどうしようもなく激怒させてしまう可能性もあるだろう。同じ人類ですら苦労するというのに、全くの異星人相手だとどうなる事か。
宇宙を渡るほどの異星人ならそのことは当然知っているはず。
だからこそ「異星人はいるだろう。しかし交流可能かどうかは微妙」という推測も導かれるのである。
2009年8月16日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
Q)宇宙人は居ると思うか
A)居ると思う
Q)彼らは何故地球に来ないのか
A)理由は幾つも考えられる。
1)遠すぎる
彼らが居るとしても、銀河系内とは限らない。
恒星間航行なら現実的に考えられるし、光速以下でも何とか達成できるが、銀河系間航行となると、超光速技術があったとしてもあまりにも遠すぎる。
2)技術水準が低い
われわれのCETIやオズマの例のように、観測するだけなら全天観測も可能である。
観測技術で数百年進んでいれば、われわれが発信する電磁波を観測する事で、発見する事は出来るかも知れない。
が、来るか通信するとなると、恒星間飛行技術か、通信技術が必要であり、彼らもまだそこまでは到達していないのかも知れない。
実際に恒星間を渡るか、原始的な地球人の技術でも探知できるほどの電波を発信する技術がないのであれば、彼らが比較的近くに居ても、まだ地球人には分からない。
あるいは、居ても地球人の中世レベル以下の技術文明であれば、来る事も探知する事もできない。
3)そもそもテクノロジーなど持っていない
彼らが居たとしても、テクノロジーに頼る必要がない生物であれば(環境に完全に適応し、遊牧民のような生活をしている連中であれば)外部に関心を持つ必要が全くない。
知性があっても、テクノロジーを持っているとは限らない。
(鯨などがそうしたモデルで取りざたされている)
4)ソラリスとエデン
スタニスワム・レムが提示したパターン。
ソラリスの「海」は、自分の惑星の軌道を変えるほどの能力を持ち、軌道計算をするだけの高度な知性を持っているが、あまりにも異質すぎてコンタクトが成立しない。
エデンと呼ばれる惑星の住民は、コンタクトは成立したが、共通概念はあっても社会的にも生物学的にも異質で、「すれ違い」に終わる(お互いの状況は理解できたが、何も役に立つような事はできなかった)。
5)われわれはボーグだ
ボーグ集合体は軍隊蟻のような連中で、自分たちに関心がない場合は素通りし、関心を持ったら同化吸収してしまって草一本残らないため、居てもレベルの低い文明には存在が分からず、向こうから来たら生存者は居ないため、対抗できるほどのテクノロジーを持った文明が警告してくれない限り、何も分からない。
まあ古い世代のSFファンには、そそられる話題ではある(笑)。
うむ
論点は「いるかいないか」ではなくて「地球のことを彼らは知っているのだろうか」「知っているならば知名度は?」「知ってるならば地球に手出ししない理由はなんだ」あたりが定番ですよね。
まぁ、某氏の「ウルトラ兄弟の怒りが怖くて手を出せなかった」はさすがに強烈すぎて笑ったのですが ^^;
いやまぁ「歩き目デス」を商業誌でやっちゃう凄い人だから納得できるものではあったのですが。
コメントを投稿