2009年4月8日水曜日

PCに何を求めるか

そもそもPCは汎用の機械なので、ひとによって必要なものも多種多様である。

たとえば、僕はあくまで携帯をミニマムにしておきたい人間である。だから持っている携帯はフルブラウザどころかSDカードすらも挿せない。
携帯なんてものは電話できてメールできれば最低限OKで、カメラついてたらサイコーって程度の機能「しかいらない」。だが現実には意味不明の機能がいっぱいついてて電池ももたず、巨大なゴミばかりだ。いや、これら携帯はゴミどころかものすごいマシンばかりなのだが、僕の用途には合わない。たばこ買いに行くのに時速300kmでるスーパーマシンはいらないのである。小さなスーパーカブがあれば充分だ。

そんな僕が求めるPCってのは、実は非常にモバイル寄りだ。理想をあげればこうなる。

A)半日バッテリーがもつこと
B)少々使いにくくてもいいから軽量コンパクト重視
C)ただし描画能力はある程度あること

多数のネットブックはA項目を満たさない。またハイスペックノートの大多数も没だが、後者については「持ち出さないデスクノート」として二次的な利用はOKと思う。
IonやSnapdragonにはちょっと期待している。

描画能力についていうと、Nvidiaのモバイルむけチップセットレベルが望ましい。性能をなるべく稼ぎつつ描画性能も維持するというのは簡単な事ではなく、インテルのオンボードチップはすべてその機能を満たしていない。Ionはどうかな。
ただしこれは必ずしも必須ではなく、A+Bを優先するならばCは妥協も当然ありうると思う。

Bについては言うまでもないだろう。
もともと僕のモバイルの最大用途というと、レストランや空港の待ち時間の机上や膝上となる。なので単にコンパクトである以上に「違和感なく取り出して使える」ことも要素になる。極端にいえば、そこらのカフェでいきなりA4のど派手で超ハイスペックなゲームノート(もちろんお気に入りのゲームキャラのcoolな壁紙でデコレーションされている)をどーんと取り出して得意げに使うだろうかという事だ。持ち出すこと自体は不可能ではないと思うのだけど、ちょっと想像するだに痛すぎる光景だ。かんべんしてほしい。
もちろん、背に腹は代えられない状況もあると思うのだけど、自ら望んでその状況にしたいとは思わない。

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