2009年2月3日火曜日

凄いのは性癖でなく名前です。

世界でただ1人!同性愛の首相誕生

ニュース自体もすごいが、本当に凄いのはそこじゃないのだ。この首相の名前である。
「シグルザルドッティル氏本人が同性愛者と公言しており」と書いてあるが、このシグルザルドッティル(あるいは、シグルザルドーティル)、変わった名前だと思わないか?

実は、ドーティルとは英語のドーター、つまり娘のこと。この名前はたぶん「シグルスの娘」という意味なのだ。これは欧米圏ではよくある名前で、たとえばオバマ大統領のフルネームにも「ジュニア」つまり「~の息子」という言葉が入っている。
それがどうしたと言われそうだが、問題は誰の娘かだ。シグルスといえば北欧神話におけるゲルマンの英雄シグルスだろう。彼の伝説は欧州では叙事詩にもなって広く知られているし、日本でも神話好きなら『シグルザルドッティル』の名前に反応したはずだ。
伝説にあやかった名なのか。それともお父さんの名前が本当にシグルスなのか。冗談でなく英雄様の子孫を謳っている一族の末裔だったりして ^^

ちょっと気になるところではある。

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