2009年3月13日金曜日

声優ファンが理解できない

昨今はアニメファンというより声優ファンというべき人々がいる、というか近年の日本アニメの中には先に声優ありきというものすらある。
これを良きとするか悪しきとするかはわからないが、ひとつだけ言える事。私にはあの声優ファンというのが理解できないことだ。

たとえば、それは映画ファンと俳優ファンである。
私は映画ファンであるし『エイリアン』のエレン・リプリーこと女優シガニー・ウィーバーのファンでもある。しかし彼女のファンになったのは彼女がエレン・リプリーであったためであり、彼女が出ている他の作品には特に関心がない。ゴースト・バスターズ2くらいしかまともに見てないってのもあるけど。

私のような人間がファンと自称していたら、きっと「自称映画ファン」のシガニー・ウィーバーのファンは「けっ」と鼻を鳴らすだろう。だけどそうなのだ。私は「まず映画ありき」であって「まず俳優ありき」ではない。役者はその配役の中でのみ評価するというのが私のスタイルだからだ。つまり私にとり、エレン・リプリーをやっているシガニーとゴースト・バスターズ2にいるシガニーは別の人間として認識されているわけだ。配役なんて大人の事情なぞ知ったことではない、娯楽映画というのはその作品がすべてなのだから。

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