2009年3月13日金曜日

米大統領がミサイル発射警告 北朝鮮の打ち上げ通告で警戒強化

http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009031301000070.html


 大統領は1月末の胡錦濤国家主席との電話会談で、6カ国協議を通じた北朝鮮の非核化の重要性を確認したが、ミサイル発射に言及したのは初めて。北朝鮮は国際機関に人工衛星打ち上げを通告したが、米国は人工衛星打ち上げも実態はミサイル発射と変わらないとして警戒を強めているとみられる。


なんでこの記事が意味をもつのかと言われそうだけど、ひとつ書こう。

ロシアや米国が人工衛星を打ち上げる時、一般的で安価な方法が実は中古ミサイルの転用なんである。つまり大陸間弾道弾(I C B M)のプログラム変更をして衛星打ち上げをしているのだ。なに、大気圏に再突入して敵地を精密に攻撃する大陸間弾道弾の性能があれば、すんぶん違わず衛星を軌道に乗せるくらい朝飯前というわけである。それどころか発射設備もミサイル設備を使えばいいわけで、違うのはミサイルの設定だけといっても過言ではない。

そういう意味を含めて、上の米国の発言をよく読んでほしい。彼らが警戒するのが異常でもなんでもない事がわかりますね。

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